皆さん、NativeInstruments社の「KONTAKT」というマルチ音源をご存知でしょうか?
たいていの人は、全部入りのKOMPLETEシリーズを購入した際についてきたくらいの事でしょうが、ここ最近、個人の事情に収まらない問題が起きていたのです。
それが、KONTAKTの操作画面のブラウザがPCの画面内に収まらない!
私以外の人も、これに悩まされている人が沢山いました。
KONTAKTはですね、そのKONTAKT内にミキサーを搭載しているのが売りの一つであり、そこを設定していくわけですが、そもそのその肝心の部分が画面内に表示されていなかった。
私も困って、NIのJapanにメールで問い合わせましたが、「わかりません、対処できません、報告在りません、仕様です」という落ち。
その後の度重なるアップデートでもその問題は解決せず、一部のDTMerのやる気はそがれたのではないかと・・・。
それが、前回のアップデートからUI(見た目)を一新。
これは期待せずにはいられない!
がしかし、結局設定できない。そう途方に暮れていたところに、つい最近KONTAKTのアップデートの知らせが。
奇跡よ起れと希望的観測でアップデート。するとどうだろう・・・。
結果的に言えば、対応された(治った)!!
おそらく、私のノートPCの画面からはみ出すだけで、高解像度のデスクトップPCでは難なく表示されているので、問題を取り上げる人が全然いなかった、問題に気付いても液晶を買い替えていた、当だと思いますが、、、。
※フルスクリーンなら問題なし、FHDではなく、旧式のHDモニターは問題を抱えます。
ついに、せまい、昔ながらのスクリーンでも収まるよう
「カスタムできるように」
なりました!
まずは、こんな感じ。Windowsの全画面をもってしても、KONTAKTの2/3を表示できるかどうか。これじゃあ、ミキサー表示した意味がない。
そこで、上の画面から歯車の設定ボタンを押す。するとこんな感じ。↓
そして、左の項目をよく見ると、インターフェイスという項目が!↑↑↑
そこにはリセットサイズという項目があり、これを押すと。。。素晴らしい。うまくいけばここを押すだけで、画面内にフィットして収まります。
更には、画面を細かくカスタムすることが可能に。必要ない項目は非表示にしたりして、アプリのブラウザーの縦サイズを調節しましょう。
そして、KONTAKTのブラウザが画面内に収まったら使いたいのが右下の調節機構。あるやん!それだよ!ずっと待ってたやつ!
(ただ、画面下を先に表示させないと、右下の操作ポイントが使えないので注意。)
これで、細かく画面の大きさを調節できるようになりました。
KONATKTは、クリスマスから、2017/1/4まで無料音源がダウンロード出来たり精力的。最高!NativeInstruments!
これからもついていきます!(だからプレゼント当選させてください(笑
KONTAKTのモチベーション上がってきた!!!
追記(2023/12/10)
...あまりにも迷い込んでくる方が多いので、新しくなったKONTAKT7での画面サイズの替え方もご紹介します。
新しいKONTAKTは見た目が変わっています。
下記に、画面が小さい時の調節法を載せておきますね。
まず、上段にある「FILES、LIBRARY、VIEW」からVIEWを選択します。
※割と重要!...以前の形の表示にする場合は「RACK」を選択する必要があります。旧版の画面にしないとMIXER、つまりOUTPUTの調整等、楽にできた画面が出てきません。
こちらをしてみて、ブラウザの挙動が改善する可能性がありますので、Cubaseユーザーの方はお試しください。
画像のサイズは、音源を150%表示にしたものです。少し荒くなった感はありますが、みやすくなりました!
※2024/7/15...追記
これは正確にはKONTAKT7のせいではなかったのですが、KONTAKT7のブラウザがバージョンによっては操作するたびにちらつきが起きる現象を修正できました。
ただしこれはCubaseの設定のケースとなります。
Cubase側の映像の設定(設定項目の中の「全般」をクリック)に入り、
「HiDPIを有効にする」をチェックして有効化。こちらでKONTAKT7の画像の乱れは収まりました。あくまで1ケースにすぎませんが。
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