ある方のご厚意で手元に舞い降りました。
YAMAHA THR-5!
2011年の12月に発売以来、その日本住宅事情を徹底的に配慮し、更に通常のアンプのように活用できるという利点から、多くのギタープレイヤーの方が購入されています。
私が知ったのは東京に来てから・・・2年ほど前でしょうか?
楽器屋さんで試奏し、小さな音で鳴らしているのに凄い広がりがある!と驚かされました。
広い部屋で弾いているような臨場感、そして心地よさ。ついにこんな機種が出たのかと。
しかし、2011年の発売から相次ぐ品切れ、そして若干高いお値段(コスパ的には良いと評判)で手に入れることができませんでした。
この機種が欲しかったのは、
1、従来のアンプとは違い、ステレオスピーカー出力になっており、ステレオスピーカーからの臨場感のある綺麗な音が鳴る仕組み
2、スピーカーになっているし、USBもついているから、オーディオインターフェイスにもなる!
というところです。
今回は、2のポイントをさっそく検証いたしました。準備開始。
・THR Driverの入手
・THR Editorの入手
・THR-5をv2へアップデートするツールの入手
まずは、このリンクからドライバー(PCでUSB経由にTHRを認識させるもの)をダウンロード。
PC用のTHRのドライバーダウンロードリンク
THRのv2へのバージョンアップ情報
途中で改良されて音が良くなっているようなのですが、それはハードよりのアップデートでちょっと難しいのですが、こちらのリンクから。
THRのヴァージョンアップリンク
v2改良点
そもそも、スピーカーシミュレーションが改良されているとのことなので、出来ればやりたいですね。
※THR10C/THR10X/THR5Aはアップデート対象外です。
(THR10C/THR10Xは、同様のスピーカーシミュレーション方式を採用しています。)
つまりは、この改良で、THR-5も上位機種と同様になったと。その前はそうじゃなかったのかな?
後は、THRをPCに繋いで、さらに細かく調整するためのTHRエディター。
これは英語のようですね。説明書は日本語ですが。上記ドライバーと同じ場所ですが、リンク置いときますね。
THR Editorのリンク
とにかく、ドライバーをインストールしないといけませんよ旦那!PCハードの基本ですね。
上記のTHRのHPに飛ぶと機種(私の場合はTHR-5のv2)を選びOSのバージョンを選択。
(私の場合はWINDOWS7の64bit)
そうすると、ダウンロードに必要な項目が絞られます。
※v2へのアップデートツールの選択肢は、なぜかただの「windows7」を選ばないと出ないので、ご注意を。
私が選択したのは、USBdriver1.9.2 Win。もっと古いバージョンにはちゃんと64bitの表記がありましたがそれではなくあえて最新のものを。もちろん問題なしでした。
あとは、上記の最初でダウンロードした、THReditorを起動してやれば、細かい音作りができます。
パソコンに繋がなくても十分魅力的なTHR-5ですが、ここに重要項目を補足として書いておきます。
THR-5はAUXの調節が自分ではできない
外部入力があるだけ感謝ですかね。知恵袋でTHR-5もPCに繋げは調節できるとかいてありましたが出来ないと思う。説明書に再生機器の方で調節しろと書いてありますね。
※THR-10は本体で調節できるつまみが付いています。
オーディオインターフェイスにはなるけれどいまいち痒い(笑
USB経由の音の出力調整が本体ではできません。PCからTHReditorで可能ですが・・・。何と5段階しかありません。それはおそらく、
volume5 100%
volume4 80%
volume3 60%
volume2 40%
volume1 20%
のボリュームのことでしょうが、つまり細かい設定はできないうえに0がないということになります。
THR-5のPC再生の最小ボリュームの1で大きいと感じた方は、DAW側のミキサーで絞るしかないのですが、DAW側のフェーダを絞っちゃうって本末転倒な感じで困りますよね。オーディオインターフェイス兼PCスピーカー代りにしようとするとやっぱり細かいボリューム調整が必要でTHR-5は不利ですね.
残念!THR-5から大きな音でPCの内蔵シンセが聴けただけよかったです。気持ちよかった!どうしても調節も効くPCスピーカーとして使いたいならTHR-10を買うしかないかな?本来の使い方がギターアンプなわけですから、しかたないですよね・・・。
ぜひ、ご参考にどうぞ!
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